辛抱すること [2009センバツ]
久しぶりにじっくり見られたセンバツ。
南陽工─PL
こんな試合展開になるなんて思いもしませんでした(>_<)
９回表、中継のアナウンサーは言ってたんですよね。
「ここでＰＬの中野がヒットを許さず、ＰＬが９回にサヨナラを決めたら
ノーヒットノーラン達成です！」
そう、９回まで南陽工が塁に出たのは死球の１度のみ。
ＰＬの中野投手の前にバットは空を切るばかり。１２三振。
かたや ＰＬも４度も三塁にランナーを進めながら無得点。
ＰＬの中野君も辛抱のピッチング。
南陽工の岩本君も辛抱のピッチング。そしてよく守る野手たち。
延長戦に入ったとき思ったんですよね。
「ＰＬノーヒットノーラン達成 でも 南陽工はがんばった」
ってブログに書こうかなぁ って。
だってやっぱりＰＬが来るんじゃない？だってＰＬだもんね？
とーんでもないですね！
とんでもないことですね！
私の勝手な思惑は見事にひっくり返されました。
それまで１本のヒットも打てなかった南陽工が10回表に４本のヒット。２得点。
ＰＬは９回裏二死から１得点するものの及ばず…。
それまで一人でテレビを見ながら 「すげぇ！」「すげぇ試合だっ！」って
ブツブツ言ってはいたんですが叫びましたね…。
「ひえぇぇぇっ！」
だから野球はおもしろい。
最後まで見なきゃわからない。
辛抱していたら、耐えていたら
チャンスは巡ってくるかもしれないんだよね。
あ、辛抱しててもピンチが来ることだってあるってことか。
人生といっしょだ。
なんてね。
うーんやっぱり一試合一試合がドラマですよね。
録画してあるたくさんの試合。できるだけ見ていかないと＾＾
実はひそかに南陽工を応援してた私。
だって、ピッチャーの岩本君が息子の同級生のヒロシ君にそっくりなんだもん(笑)
「あれ？ヒロシ君？」…そんなことあるわけないじゃん(^_^;)
「ヒロシ君ガンバレ！」…いったい誰よ(^_^;)
ＰＬがぁ！！（練習試合に行ってて見てませんでした・・・。）
予想はあくまでも予想ですよね。
名前負けしてるのは見てる私たちの方かもしれませんね。
ひょっとしてですが、選手はあのＰＬと試合できるんだとの喜びの気持ちの方が勝ってたのかも。
南陽工は昔カープにいた故・津田恒美投手の母校です。
炎のストッパーと呼ばれてました。
“弱気は最大の敵”とよく言って鼓舞してたそうです。
ちなみにわたくし・・ファンでした～!!!
センバツは勢いがあるチームが進んでゆきますよね～
（ウチも【昔】そうだった・笑）
by めいぷる (2009-03-28 22:04)
めいぷるさん こんばんは
そうそう、南陽工は津田恒美投手の母校 って
放送中も何度も言われてました＾＾
遠い地のチームって思っていたんですが
それを聞いて一気に近しく感じだしました＾＾
応援団の背中にも「弱気は最大の敵」って書いてあるんですね～～。
勢いかぁ…今年はどのチームが最後まで進むか！ですね！
by kuroneko (2009-03-28 22:20)
結局３試合とも見てしまいました・・・。
南陽工の岩本くん、何度もスコアリングポジションにランナーを進められるんですが、土俵際で踏ん張るんですよね。おかげでチャンスが潰えるたびに周りのPLファンの溜息がすごいことすごいこと（＾＾；
９回まで間違いなくPLが試合の主導権を握っており、９回のチャンスも打席に中野。これで決勝打でも打とうものならノーヒット・ノーランもついておいしいとこ独り占め・・・と思ったんですが、勝負ってわからないですよね。ついさっきまでヒット一本も打ってなかったチームに連打が出て勝つんですから。
そうそう。入場待ちしていた南陽工応援団。
「弱気は最大の敵」Tシャツ姿もありましたが、ウィンドブレーカーが白地に赤と黄色で「NANYOUKO」の文字がプリントされてるんですが、「O」が燃える野球のボールになってました。
福知山成美は今村の立ち上がりを攻めきれなかったのが敗因です（涙）。
長岡は良く投げていただけに残念。また最後の打者が長岡なんですよね・・・駒谷を思い出してしまいました。
by 椎名多紀 (2009-03-28 23:08)
椎名多紀さん
観戦お疲れ様です＾＾
ＰＬファンの溜息はさぞかしだったことでしょうね。
どんなスポーツだってそうなんでしょうけれど
選手の疲労度や精神的な影響が私のようなものにさえ分かる野球は
やっぱりおもしろいです。
南陽工の「Ｏ」が燃える野球ボールですか＾＾
さぁて、南陽工はまたまた好投手を擁する花巻東と対戦ですね。
う゛ ～～見てみたくてたまんないです（苦笑）
駒谷君の名前を聞くと ちょっと痛みを感じる愛知県人ですが
福知山成美残念でした！1点が重かったですね(>_<)
by kuroneko (2009-03-29 17:18)
息子の大学でも去年の秋そんな試合があったんですよ。
あり得るんですよ。
古い話ですが山井投手だってそうだったかもしれない。
野球の神様は時として残酷な決断をされるんですね^^;
by 千羽鶴 (2009-03-30 16:35)
千羽鶴さん
あるんですねぇ。こんなことが…。
息詰まる投手戦だからこそ次の結果が信じられなくて…(>_<)
山井…あのときは勝つことが至上命題でしたからね。
落合監督は「あり得なさそうだけれど起こりうること」を避けたのでしょうね…
by kuroneko (2009-03-30 21:39)